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2018 春号 (4-6月)

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連載:かくれてるカモ?

ニホンアマガエル
Hyla japonica

かくれてるカモ? illustration 山田純一

体の色を変えて隠れているアマガエルを、あなたは何匹見つけられましたか?
(答え)

解説

田植えも終わりだいぶ暖かくなってきたころ、水田からアマガエルの大合唱が聞こえてきます。春は産卵の季節で、オスがメスに自分の居場所をアピールしているのです。イネの葉の上には、背中が黄緑色のアマガエルが隠れています。丸い目の横にある黒い線はアマガエルのシンボルです。

すべりやすい葉っぱの上でもしっかりつかまっていられるのは足に吸盤がついているから。跳び移るときも上手に吸盤を使います。水かきを使って上手に泳ぐこともできます。

田んぼのわきのあぜ道や草むらでよく目を凝らすと、茶色いカエルの姿も見つかります。実は、これもアマガエルです。背中の色を黄緑色から茶色へと変化させているのです。

体色を変化させているのは皮膚にある色素胞という細胞の働きによります。黄色素胞、虹色素胞、黒色素胞の3種類があり、フィルターのようにそれぞれ特定の波長の光の出入りを制限します。

皮膚に太陽の光が当たると、緑色の光だけを反射するので緑色に見えます。一方、茶色のカエルの皮膚ではホルモンのはたらきによって、黒色素胞が広がって光を遮り、体全体が暗くなります。

地面に似た色に体色を変化させたニホンアマガエル
地面に似た色に体色を変化させたニホンアマガエル
隠れているニホンアマガエルは全部で9匹。

かくれてるカモ?

答え
隠れているニホンアマガエルは全部で9匹。

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