• サイエンスウィンドウのTwitter
  • サイエンスウィンドウのウェブコンテンツ
  • 宙(そら)と粒との出会いの物語
  • 科学と技術のおもしろさを伝える 子ども科学技術白書
  • 未来の共創に向けた社会との対話・協働の深化
  • サイエンスアゴラ
  • サイエンスポータル
  • サイエンス チャンネル

2008年 5月号

この号の目次へ戻る

子どもにつなげる地球の未来

なぜCO2が増えると地球が暖まるのか?


――気温変化の影響を分かりやすく伝えるには――

なぜ二酸化炭素(CO2)が増えると地球が温暖になるのか?そのメカニズムを子どもたちに正しく理解させるのは意外と難しい。また、気温が1℃上昇することの意味をリアリティをもって感じさせることも容易ではない。小学校や中学校で地球温暖化の問題点を分かりやすく解説する活動をしている気象予報士の岩谷忠幸さんに、子どもたちに伝える際のアドバイスをもらった。

地球のCO2 は微量だが……

太陽から届いた光は、一体どのように地球を暖めているのか。その鍵を握るのが「温室効果」の働き。太陽光が地表を暖めると、地表からは宇宙に向かって放射熱(赤外線)が出る。その赤外線を大気中の水蒸気やCO2、メタンなどが吸収し、大気を暖める性質がある。地球の大気中に含まれるCO2は約0.038%と非常に微量だが、この温室効果によって平均15℃前後に保たれているのだ。

一方、太陽系の惑星で地球の隣にある金星は、気温は400℃以上にもなる。これは大気の約96%をCO2が占め、また大気圧も地球に比べて非常に高いために、太陽からの熱が温室効果によって地表にとどまるからだ。水はすべて蒸発、ペットボトルはグニャっと溶け、金属も溶ける地獄の釜のような灼熱の地。とても人が住む場所ではない。このように目に見えない、匂いもないCO2が惑星の温度を決める上で重要な役割を果たしている。  (編集部)

この号の目次へ戻る

バックナンバー一覧へ